2021 年振り返りと 2022 年の抱負

2021 年も残すところ数日ということで、少し早いですが今年 1 年間の振り返りと来年の抱負を掲げます。

2021 年の振り返り

Japan Rook Meetup で登壇

今年はオンライン登壇を 2 回させていただく機会がありました。

その中でも、2021/4/2 に開催された Japan Rook Meetup #5 での登壇は自分にとって大きな経験でした。 去年登壇した LT 枠では 5~10 分の発表だったのですが、Rook Meetup ではセッション枠だったため 20 分喋りました。

ひょんなことから枠をいただいたのですが、「何を喋ろうか?Rook も Ceph も初心者の域を出てないな?そもそもストレージ全然知らん!降りようかな?!もうなんとでもなれ!」みたいな葛藤がありました。 ちょうど Ceph に cephadm という新しめの機能が追加されていたので、Rook にギリギリ関連する形でそれを紹介することでなんとか発表を終えました。

20 分の登壇をした結果、20 分も話をするためにはどれくらいの準備が必要か、という感覚が掴めたことが一番の成果だったと思います。 最近はプレゼンする機会がほとんど無くなってしまったので。

そんな登壇の資料はこちらです。 speakerdeck.com

こんな機会をいただいて、運営の皆様には本当に感謝しています。

登壇への緊張もあったのですが、運営メンバーが界隈では名を轟かせている方々ばかりだったので、その点でも震えてました。 あと、自分に kubectl を教えてくださった方が運営にいらっしゃって、一方的に感動していたりもしました。

もっと登壇したい気持ちもあったのですが、オンラインと言えど家族への負担も掛かることもあり、今年後半は控えることにしました。 発表内容のクオリティに満足いかないところもあり、もっと時間を取れる状況になったら再チャレンジしようと思います。

転職活動をはじめた(現在は休止中)

去年あたりからプライベートで Kubernetes を勉強する機会が増えました。 オンライン勉強会に参加する(視聴する)ことも多くなりました。

Kubernetes を触れば触るほど、勉強会に参加するほど、自分にはスキルが足りないことを実感し、プライベートだけでは経験値が貯まらないと痛感しました。 次第に「仕事としても Kubernetes に関わりたい」という気持ちが高まってきました。

残念ながら現職では Kubernetes どころかコンテナもほとんど使う機会がありません(使う必要がない、ということかもしれません)。 また、IT に意欲的なメンバーが(自分が観測できる範囲では)少なく、Kubernetes 関係なくスキルアップに時間が掛かりそうな環境だなと感じてしまいました。

一旦こんな考えをもってしまうと気持ちが離れてしまうのは早く、スキルアップを図れる新しい環境に身を置くために転職活動をはじめました。

LinkedIn や Wantedly などの転職サイトに登録しました。 Twitter でも「転職したい」と呟いたところ、ありがたいことにお声掛けもいただきました。 そんなこともあり、何社かカジュアル面談や面接をさせていただきました。

結局、転職先はまだ決まっておらず、そんなこんなしていたら事情が変わって直近の転職が難しくなり、来年後半くらいまでは活動休止することにしました(来年の抱負に繋がる)。

転職活動はまだ終わってないですが、途中までの感想としては「スピード感が大事」ということと、「永久フルリモート求人は少ない」ということですね。 両方とも「そんなこと当たり前だろ!」って感じですが。

スピード感は、求人が公開されてから手を挙げるスピードもですし、「いつ入社できるか」という早さも必要ということを痛感しました。

永久フルリモート求人のほうは、「フルリモートです!」と案内しておきながら話聞いたら「コロナ明けたら分かりません」って言ってくるところがあって少し萎えました。 フルリモートとは? コロナの影響でリモート勤務が増えたとは言え、永久にフルリモートな求人ってのはまだまだ少ないですね。

Azure & Kubernetes の資格を取った

去年はそこまで資格に固執していなかったですが、転職を考えだしてからは積極的に資格取得もしていきました。 オンライン受験できるものをターゲットに、今年は 3 つの資格を取りました。

  • Azure Administrator Associate (AZ-104)
  • Certified Kubernetes Administrator (CKA)
  • Certified Kubernetes Application Developer (CKAD)

AZ-104 は落としたと思ったのですが、ギリギリ合格ラインに届いていました。 なので正直 Azure はまだまだ身についてない感が否めません。 仕事でも Azure 触ると見込んでの受験だったのですが、途中で雲行きが怪しくなり、結局今年はほとんど Azure に関われませんでした。

CKA/CKAD は Udemy の定番コースを受講したり Kubernetes 完全ガイドを読み込んだりと万全を期したので、そこそこの点数で合格しました(万全を期したのに満点ではないという矛盾)。 Kubernetes の資格を取って転職サイトの保有資格に追記したころから LinkedIn でメッセージを受け取る頻度が増えました。 近頃は Kubernetes 市場がアツそう、というのを体感しました。

Linux の資格を取ろうと 10 月くらいから Red Hat Certified System Administrator (RHCSA) 受験を考えはじめました。 受験費用は会社が負担してくれるのですが、研修費用は対象外なので IBM SkillsBuild で無料公開されている RH124/134 を受講しました。 あとは受験するだけなのですが、家族のほうとスケジュールを合わせられず、年内受験は見送りました。

2022 年の抱負

家族との時間を大切にする

来年は 4 月から 3 ヶ月ほど仕事をお休みする予定です(ナイーブな話ではないです)。

お休み中はガッツリ勉強するつもりはなく、家族と過ごすための時間として専念しようと考えています。 気分転換に自宅ラボ触るくらいになりそうです。

3 ヶ月も何もやらないと世間から完全に置いていかれそうという焦りもありますが、「家族が大事」と考えた結果です。 復帰してからは今まで以上に時間を有効活用できるように取り組みます。

転職の目処をつける

来年後半には仕事復帰して、転職活動も再開しようと思っています。

長期休暇明けてすぐ転職、っていうことに負い目を感じなくもないですが、逆に考えると「一旦引き継ぎしてるんだから大丈夫だよね?」ってことで進めます。 まぁ転職先が見つかるか次第なので、完全に取らぬ狸の皮算用です。

転職活動再開したら Twitter でつぶやくと思うので、もし「弊社フルリモート求人あるよ!」って方いらっしゃったらリプや DM ください🙇

RHCSA は休みに入る前に取っておきたいです。 あとは CKS や Azure 系の資格も年内に取れるよう計画したいところです。

総括

2021 年は気持ちの変化が大きい年でした。

2022 年は環境の変化が大きい年になるような気がするので、計画的に物事を進めたい所存です。

最後に、(主に Twitter で)絡んでくださった皆様、今年は大変お世話になりました。 来年もぜひよろしくお願いいたします。